すでに見てきたように、株の値段は、
株価=(会社を丸ごと買い取る値段)/(株の数)
のように会社を丸ごと買い取ったらいくらになるかということを元に考える事が出来ます。このことを基に考えれば、会社の価値が下がれば株価も下がるという事が分かります。
そして、会社の価値は
- 会社がたくさん儲けているか
- 会社の持ち物は価値があるか
- 会社はこれからも儲ける事ができるか
といった要素を総合して決められます。つまり、これらの会社の価値を決める要素に何らかの変化があれば、会社の価値が変化をし、株価も変わるわけです。
少し具体的に見てみましょう。
★ 会社がたくさん儲けているか
ある会社はコートを作ってお店に売っています。ところが、今年の冬は暖かく、コートを買う人が少なかったとします。そうすると会社は思っているほど稼ぐ事が出来ません。このような場合株価は下がります。
逆に、今年の冬がとても寒くこの会社が作っているコートが人気の商品になったとしましょう。この場合たくさんのコートを売ることが出来、会社はたくさん儲ける事が出来ます。このような場合は株価は上がります。
★ 会社の持ち物は価値があるか
もっている土地の値段が上がった下がった
★ 会社はこれからも儲ける事ができるか
会社急成長