そもそも『株』って何?: 株の値段は何を元に決まるの?

手探りの株式投資そもそも『株』って何?


株の値段は何を元に決まるの?

すでに見てきたように、株式会社の株を安く買って高く売る事ができれば、株の売買で儲ける事も可能です。

ここでちょっと考えてみたいのですが、株の値段というのは一体どのようにして決まっているのでしょうか?

株の値段について考える前にそもそも株というのは一体なんだったのか思いだしておきたいと思います。株とは「株式会社の一部を所有する権利のこと」でした。つまり株を買うことで会社の一部分のオーナーになることが出来るわけです。

ということは、ある株式会社の株を全部集めれば、その会社全体のオーナーになることが出来るわけです。このことから考えれば、株の値段(株価といいます)というのは会社を丸ごと買い取ろうと思ったときの値段をその会社の株の数で割れば求められます。

株価=(会社を丸ごとかとる値段)/(株の数)

ところが、会社を丸ごと買い取る値段というのは正確に知る事は一般には難しいことです。

会社の値段を考える上でいくつかの重要要素があります。

  会社がたくさん儲けているか
  会社の持ち物は価値があるか
  会社はこれからも儲ける事ができるか

これは、自分が会社を買おうと思ったときにどんな会社を買いたいと思うか考えてみれば納得しやすいと思います。

儲けていない会社より儲かっている会社のほうが価値が大きいと思うのは当然です。儲かっていない会社を買うのに高いお金を出そうとは思わないでしょう。

会社がお金や土地などの価値があるものを持っていれば会社を買うことでそのお金や土地を手に入れることが出来るわけです。だから、会社が価値のあるものをたくさんもって入れば高いお金を出してもほしいと思うでしょう。

会社がいまは儲かっているけれど、将来あまり儲からなくなると思ったら高いお金を出して会社を買おうとは思わないでしょう。逆に、いまは小さい会社だけれど、これから大きくなっていっぱい稼ぐことが出来るなら、高いお金を出して買ってもいいと思うかもしれません。

じゃあ、なんで株価があがったり下がったりするの?


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